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痛風発作注意報!

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痛風発作注意報!

足の指が赤く腫れて痛い!
昔なったことのある尿路結石がまた出来た!


このような症状は、もしかすると痛風発作の症状かもしれません。
ここでは、夏場に多い痛風発作と、痛風とは切っても切れない関係にある尿酸についてお話しさせて頂きます。

➀痛風って?

「風が当たっただけでも痛むから痛風」との由来が一般的ですが、実は諸説あります。
他の説は、「風が吹く様に色々な臓器に影響を来す」「風の様に症状が強くなったり弱くなったりする」など、いずれも病気の性格を表しています。
真偽の程は定かではありませんが、アレクサンダー大王やゲーテ、ニュートンやダーウィンも罹患していたとも言われています。
日本ではかつてほとんど痛風の患者さんはいないとされていました。1960年代に入るまでは、患者さんの報告も100例に満たない程度でしたが、その後生活様式の変化で急増してきました。
痛風とはどのような病気かというと、体内にある尿酸という物質が溶けきらずに関節にくっつき(くっつくと尿酸塩という形で析出します)、そのくっついた若しくはくっついた後に剥がれ落ちた尿酸塩結晶に対する体の異物反応です。なお、くっつく場所は、足の指や肘、膝など様々です。
ここから考えると、そもそも尿酸が血液中へ溶けきれなくなって関節にくっつくのが諸悪の根源ということになります。

➁痛風の予備軍、高尿酸血症

健康診断などで血液検査をされた方は、是非とも検査結果をご覧下さい。
尿酸(時にはUAと書いているかもしれません)の値が7.0mg/dl以上が高尿酸血症の診断となります。
コーヒーや紅茶に溶かす砂糖は、飲み物の温度が高いほど良く溶けますよね。コーヒーや紅茶を血液に、尿酸を砂糖に置き換えて頂くとイメージがわきやすいかもしれません。尿酸は大体人間の体温である37度付近では、7.0mg/dl付近(正確には6.8mg/dl)が溶解度の限界になります。つまり、この数値を超えれば尿酸が溶けきらずに関節や臓器へとくっついてしまう可能性があります。
ここで2つ注意することがあります。
1つ目は、高尿酸血症の人全てが痛風を起こすわけではありません。
2つ目は、高尿酸血症≒痛風では無いことです。
高尿酸血症は痛風のリスクであることは確実です。痛風は尿酸塩に対しての異物反応であることも確実なのですが、実はその細かい部分ではまだ分かっていない所もあります。それ故、なぜ尿酸値が高くても痛風発作を起こさない人が居るのか、この疑問に関してもまだ不明な部分もあるのです。
では痛風にならなければ高尿酸血症は軽く見て良いのかというと、そんな訳にはいかないのです。高尿酸血症は、糖尿病・高血圧・慢性腎臓病・メタボリックシンドロームと密接に関係があるとされています。(心臓病や脳卒中に関しては、今のところとても強い関係性は指摘されていませんが、少しずつその関係性が分かりつつあります。今後の研究結果が待たれます) 高尿酸血症は、体のサインと捉えて生活習慣を変えていく必要があると捉えるのが現実的です。

➂尿酸が高くなる原因と対策は?

体の中で尿酸が多い状態になる原因は、大きく分けると「出て行く尿酸が少ない」もしくは「作られる尿酸が多い」の2つです。作られる尿酸が多いケースでは、さらに「食事からの尿酸が多い」「体内で産生される尿酸が多い」という2つに分けられます。また、「食事から作られる尿酸<体内で産生される尿酸」であることが分かってきていますので、食事だけでも十分に下がらないケースがあります。その場合は、肥満やアルコール、運動不足なども原因として考えられます。

痛風発作注意報!食事内容は、有名なプリン体が尿酸の原料となるため、プリン体を減らすような食事が重要です。レバー・エビ・カツオのたたき・サンマやイワシの干物などはプリン体をたくさん含んでいます。また、アルコールもプリン体を多く含みます。ビール>発泡酒>日本酒の順で多くプリン体は含まれるため、ビールは特に避ける方が望ましいでしょう。

➃高尿酸血症と痛風の治療

高尿酸血症には上で述べた食事療法が重要です。 では、食事療法の次の一手として、どのような時に薬を飲む必要があるのでしょうか。
痛風発作を起こしてしまった場合、このケースでは尿酸を下げる薬を始めることが勧められています。ただ、痛風発作のまっただ中の場合はまず痛み止めを十分に使って、落ち着いてから尿酸の薬を始めて行くことになります。
では痛風発作を起こしていない場合はどうでしょうか。血液検査の尿酸値と、他に何かご病気が無いかによってケースバイケースとなります。例えば高血圧、脂質異常症、糖尿病やメタボリックシンドロームなど全くご病気が無い場合は、尿酸値9mg/dlまでは食事療法などで経過を見ることもあります。逆に、これらのご病気があるときには尿酸値8mg/dlを目処に薬による治療開始が勧められています。
治療を始めるかは患者さんによって異なります。しかし、尿酸値が高いことや痛風発作を起こしたことはそれ自体も重要ですが、あくまでも氷山の一角です。
背景にあるご病気な病気のリスクを正しく評価して、大きな病気を予防していきましょう。

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